今回のドイツ行きの大きな目的の一つは、去年と同じく、ドイツパンを食べること。
ベルリン在住、元パン職人のYumiさんに、今年も案内してもらいました。
ドイツパンの代表的なものの一つ、ブレッツェル。種類の多さと、食べ方のバリエーションに驚きました。ラウゲン液をくぐらせて茶色くなってるクロワッサンまであります。
「ブレッツェルは、たっぷりのバターを塗るのが正しい」とドイツ人は言う。「そうでもないよ」と言うドイツ人も。ブレッツェル愛の深さは予想を超えてました。
そして、この伝統的な薪を使った石窯で焼いてるパン屋さん。
オーナーの女性のかっこよさに惚れ惚れし、接客の気持ち良さに惚れ惚れし、パンの美味しさに惚れ惚れし、何度も足を運びました。
ドイツのパン文化の端っこを覗いただけかもしれませんが、強く感じたのは、とても自由に、肩肘張らずに、しなやかにパンを作り、食べていると言うこと。作る工程や手間や伝統の奥深さは計り知れないけれど、それが当たり前の事として、”日常”に組み込まれている。その軽やかさが素敵でした。
毎年、京都からやってくる私のために、ドイツのパン文化を教えてくれるYumiさんに感謝します。